かんきつの王様「せとか」

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かんきつ界の王様といえば、、、、、、

そう、「せとか」です。

かんきつ界の「大トロ」、「幻の」かんきつなんて呼ばれたりと、人気が急上昇中です。

剥いた皮から甘く濃厚なオレンジの香りが漂ってきます。

そして果肉を噛めば、じゅわ〜〜と甘くて酸味の聞いた「せとか」の味がくちいっぱいに広がります。

一度食べたら「せとか」の下僕に間違いなし。

かんきつ王国の王様「せとか」様にひれふせ〜〜〜

せとかとは

(「清見」×アンコールNo,2)×「マーコット」を交雑した品種です。

果実は大きめで、果肉は柔らかく、果汁が多いことが特徴です。

香りも強く、剥いている最中から楽しめるかんきつです。

1998年に品種登録されました。

つまり、どんな品種?

そもそも、せとかを作るために掛け合わた品種は何なんだ。って感じですよね

「マーコット」や「アンコール」はアメリカで生まれました。

高糖度で味も良かったのですが、日本の気候に合わずハウス栽培のみで栽培されていたそう。

農研機構によると

「マーコットではおよそ 37ha,830t,‘アンコール’ではおよそ41ha,950 t の栽培面積と生産がある(1999 年度)

らしいです。

ただ、ハウス栽培のものも種が多く、じょうのうが硬いことから栽培面積を減らしていました。

いまでは栽培されていなさそうですね。

「清見」は今でもスーパなどで見かける美味しい品種ですが、➀向きやすさの向上➁見た目の向上➂減酸が遅いこと(長く栽培必要)ーーという目的でかけ合わせた結果が「せとか」となりました。

25年の月日をかけて、たどり着きました。

産地は?

愛媛県が生産量1位を誇ります。全体の6割以上生産し、全国へ販売しています。近年は、台湾や香港など海外進出の動きも見せています。

そのほか、九州のかんきつ産地の佐賀ついで広島、長崎、和歌山などが続きます。

味は?

高評価かんきつです

甘味が強く、そして酸味もあります。

甘さ一辺倒の果物ではなく、素晴らしい品種ではないでしょうか!

ぜひ、あなたにも食べてほしいかんきつです。

皮は手で剥けるため、簡単ではあります。

ただ、外の皮が薄く、果肉に張り付いているため中身を少し潰してしまいます。

そのためむきやすさは3です。ただ、手についた果汁の甘い匂いは最高です。

私は、かんきつの皮むきで剥きました。

中の皮(じょうのう)もかなり薄く、中身を分けようとすると破れてしまうほどです。

写真用に少しきれいにしましたが、中身が露わになります

どこでかえるの?

スーパーや果実専門店、八百屋などで並んでいます。

栽培地なら直売所でたくさん並んでいるのではないでしょうか?

あまり見かけたことのない方は、ネット販売を覗いてみてください。

食べチョクやポケマル、JAタウンなどさまざまな媒体で販売されています!

お試しあれ! 

この記事を書いた人

農業界に一石を投じようと、脱サラした20代。
「産地統一」という無謀すぎる目標を掲げて産地に乗り込む。
地域おこし協力隊という制度の元、研修中。2025年10月からの独立に向けて栽培技術・経営を学ぶ。
理解=説明可能
アウトプットの場としてブログを書いています。

※イニシャルDに登場する「PROJECT.D」のオマージュです。

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PROJECT.S~梨産地の統一を目指す若者~

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