リンゴの品種まとめました

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リンゴの品種は107種類

最も栽培されている品種は「ふじ」です。全体の半分を占めます。

そして、「つがる」「王林」が続きます。

収穫時期別に、極早生・早生・中生・晩生に分かれます。農林漁村文化協会の「果樹栽培の基礎」によると、7月上旬~9月上旬が極早生と早生、9月下旬~10月下旬が中生、10月下旬~11月中旬が晩生となっています。

農水省が公表する「特産果樹生産動態等調査」を参考に2019年産リンゴの品種についてランキング形式で見ていきます。

・リンゴの栽培面積・収穫量・生産性はこちら

2021年産 リンゴの栽培面積・収穫量・生産性ランキング | うまいもん事典 (msy272.com)

総合

300ヘクタール以下がその他

総合1位は「ふじ」

全体の51%を占める1万8037ヘクタール。内訳は多い順に、青森県が54%(9723ヘクタール)、長野県が21%(3857ヘクタール)、山形県が7%(1188ヘクタール)、岩手県が6%(1169ヘクタール)です。その他の東北や群馬、富山など計14道県で栽培しています。

2位は「つがる」

栽培面積は12%の4092ヘクタール。内訳は、青森県が57%(2336ヘクタール)、長野県が27%(1104ヘクタール)、山形県が6%(232ヘクタール)、岩手県が5%(193ヘクタール)など14道県で栽培されています。

3位は「王林」

栽培面積は7%の2595ヘクタール。内訳は、青森県が83%(2145へクール)、山形県と長野県が4%(103ヘクタール)、岩手県が4%(97ヘクタール)など、13道県で栽培されています。

4位は「ジョナゴールド」

栽培面積は7%の2344ヘクタール。内訳は、青森県が83%(1937ヘクタール)、岩手県が15%(343ヘクタール)など、その他東北や長野など11道県で栽培されています。

5位は「シナノスイート」

栽培面積は3%の1106ヘクタール。内訳は、長野県が60%(659ヘクタール)、青森県が20%(218ヘクタール)、秋田県が7%(77ヘクタール)、山形県が7%(75ヘクタール)など13道県で栽培されています。

  • 一覧は以下の通りです。

極早生

極早生の品種は5種類です。

1位は「あおり16(恋空)」 総合は47位

極早生の57%を占める21ヘクタールで栽培されています。内訳は、青森県が90%(19ヘクタール)、北海道、山形県で栽培されています。

2位は「夏緑」 総合は62位

栽培面積は26%の10ヘクタール。青森県で栽培されています。

早生

早生品種は24種類です。

1位は「つがる」 総合は2位

早生リンゴの83%を占める4092トン。内訳は、青森県が57%(2336ヘクタール)、長野県が27%(1104ヘクタール)、山形県が6%(232ヘクタール)、岩手県が5%(193ヘクタール)など14道県で栽培されています。

2位は「きおう」 総合は14位

栽培面積は6%の303ヘクタール。内訳は、青森県が70%(213ヘクタール)、岩手県が29%(89ヘクタール)と北海道で栽培されています。

3位は「さんさ 総合は24位

栽培面積は2%の98ヘクタール。内訳は、岩手県が53%(52ヘクタール)、青森県が24%(24ヘクタール)などその他東北や、北海道で栽培されています。

4位は「シナノリップ」 総合は25位

栽培面積は2%の83ヘクタール。長野県で栽培されています。

5位は「未希ライフ」 総合は26位

栽培面積は81ヘクタール。北海道で栽培されています。

  • 一覧は以下の通りです。

中生

300ha以下がその他

中生リンゴの品種は50種類

1位は「ジョナゴールド」 総合は4位

中生リンゴの29%を占める2344ヘクタール。内訳は、青森県が83%(1937ヘクタール)、岩手県が15%(343ヘクタール)など、その他東北や長野など11道県で栽培されています。

2位は「シナノスイート」 総合は5位

栽培面積は14%の1106ヘクタール。内訳は、長野県が60%(659ヘクタール)、青森県が20%(218ヘクタール)、秋田県が7%(77ヘクタール)、山形県が7%(75ヘクタール)など13道県で栽培されています。

3位は「シナノゴールド」 総合は6位

栽培面積は10%の821ヘクタール。内訳は、青森県50%(414ヘクタール)、長野県が30%(247ヘクタール)、岩手県が8%(97ヘクタール)やその他東北など、計11道県で栽培されています。

4位は「北斗」 総合は7位

栽培面積は7%の559ヘクタール。内訳は、青森県が89%(499ヘクタール)、岩手県が7%(39ヘクタール)など、計8道県で栽培されています。

5位は「弘前ふじ」 総合は8位

栽培面積は6%の508ヘクタール。内訳は、青森県が82%(416ヘクタール)、福島県で5%(28ヘクタール)、岩手県が5%(26ヘクタール)、山形県で4%(21ヘクタール)など計6道県で栽培されています。

  • 一覧は以下の通りです。

晩生

150ha以下がその他

晩生リンゴの品種は28種類。

1位は「ふじ」 総合も1位

晩生リンゴの81%を占める1万8037ヘクタール。内訳は多い順に、青森県が54%(9723ヘクタール)、長野県が21%(3857ヘクタール)、山形県が7%(1188ヘクタール)、岩手県が6%(1169ヘクタール)です。その他の東北や群馬、富山など計14道県で栽培しています。

2位は「王林」 総合は3位

栽培面積は12%の2595ヘクタール。内訳は、青森県が83%(2145へクール)、山形県と長野県が4%(103ヘクタール)、岩手県が4%(97ヘクタール)など、13道県で栽培されています。

3位は「陸奥」 総合は9位

栽培面積は2%の456ヘクタール。98%が青森県(449ヘクタール)で、その他、北海道、福島、岐阜で栽培されています。

4位は「ぐんま名月」 総合は15位

栽培面積は1%の265ヘクタール。内訳は、青森県が51%(132ヘクタール)、長野県が20%(55ヘクタール)、群馬県が20%(51ヘクタール)など、7道県で栽培されています。

5位は「三島ふじ」 総合は17位

栽培面積は1%の178ヘクタール。長野県で99%(177ヘクタール)と山形県で栽培されています。

  • 一覧は以下の通りです。
この記事を書いた人

農業界に一石を投じようと、脱サラした20代。
「産地統一」という無謀すぎる目標を掲げて産地に乗り込む。
地域おこし協力隊という制度の元、研修中。2025年10月からの独立に向けて栽培技術・経営を学ぶ。
理解=説明可能
アウトプットの場としてブログを書いています。

※イニシャルDに登場する「PROJECT.D」のオマージュです。

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