栽培技術は観察力!?

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栽培技術とは何でしょうか

私は「安定した量と品質の農産物を生産すること」だと考えています。

しかし、安定した量と品質を担保するためには、毎年異なる天候や病害虫の発生に対応した植物の管理が必須です。それが技術で一朝一夕にはいかない。難しい・・・・

どうやって技術を高めればいいのか。

それは観察力

と、研修先からヒントをいただきました。

結果から因果関係を推測する

梨の摘果作業中、

アルバイトのおじさん「同じ園地でも北より南側の方が実が大きくなっているね」

「そうですね。よく実ってる」

と話していました。

それを聞いた研修先の代表が

「なんで同じ園地でもこんなに違うと思う?」と質問してきました。

アルバイトのおじさんが「受粉作業をした時期が良かったんだ」と答えました。

「さすが、正解」

私は検討がつきませんでした。

代表から「観察の先に技術が待っている」とアドバイスをいただきました。

そこであることに気が付きました。

農業日誌の重要性 なにを、どうやったかだけでは情報不足

農業日誌には、毎日の作業や話した内容などをメモしています。

これでは不完全だと、今日学びました。

園地や作業内容に加えて、気温や植物の状態などもかなり重要。

今回の事例で言えば、同じ園地でも何時にやったのか、どんな気温だったかなどを記しておけば簡単に因果関係が分かりました。私の農業日誌には場所すら書いておらず役に立ちません😢

日々の変化を観察、メモ。それが「安定した量と品質の農産物をの生産」への近道だと感じました。

農家として成功するためには観察力を鍛えて、それをいかに栽培技術へ昇華させるかがカギになりそうです。

この記事を書いた人

農業界に一石を投じようと、脱サラした20代。
「産地統一」という無謀すぎる目標を掲げて産地に乗り込む。
地域おこし協力隊という制度の元、研修中。2025年10月からの独立に向けて栽培技術・経営を学ぶ。
理解=説明可能
アウトプットの場としてブログを書いています。

※イニシャルDに登場する「PROJECT.D」のオマージュです。

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