年が明けると、「紅まどんな」「甘平」「いよかん」「デコポン」など中晩柑と呼ばれる柑橘が売り場を席巻します。
中晩柑はおいしい。 ですが、普通のみかんが恋しくなりませんか。
そんな気持ちで3月に探していたところ、、、「十万みかん」を見つけました。
貯蔵に向くそうで、酸味を抜いてから出荷するため激甘いです。
2〜3月にみかんが食べたいあなた!!
是非食べてみてください!!
・ミカンの品種一覧はこちら!
十万みかんとは
温州みかんの晩手品種「十万温州」です。
高知県の香我美郡我美の十万さんみかん園で発見された品種だそうです。
1953年に品種登録されました。
隔年結果(たくさん実がなった次の年は少なくなる)傾向が強く、収穫量が安定しないことで栽培面積を減らしています。
晩生ミカンに分類されます。
産地は?
栽培面積172ヘクタール。
内訳は、徳島県が68%(117ヘクタール)、鹿児島県が15%(25ヘクタール)など、計5県で栽培されています。
さすが、「幻」と言われるだけあります。栽培面積も、産地も少ないようです。
偶然見つけた方は幸運です。運は持ち帰りましょう(笑)
旬は?
11月〜12月に収穫したのち、「貯蔵」します。
高糖度のものだけを選抜し、温度や湿度を管理した上で倉庫で眠ります。
十分に酸味を抜き、「貯蔵みかん」として2〜3月に販売します。
味は?
甘味がかなり強く、美味しいみかんです。
ただ、個体によって酸味が残っているものもありました。(直売所で買ったからかもしれません)
お手頃なみかんを2〜3月に食べられるなんて最高!!!
コメント