栽培面積、収穫量1位は北海道。生産性1位は愛知県となっています。
代表的な作柄は、秋や冬に収穫するニンジン。6月~8月に種をまき、10月から3月上旬くらいまで収穫されます。その他、11月や1月に種をまき、4~6月に収穫する春ニンジンや3月~5月に種をまき、6月~10月まで出荷する夏ニンジンに分かれています。(参考:農山漁村文化協会「野菜栽培の基礎」)
農水省が公表する作物統計を基に、2021年産ニンジンの栽培面積・収穫量・生産性についてランキング形式で見ていきます。
統計では3つの時期に分かれます。
・春夏
・秋
・冬
2021年産 冬ニンジンの作付面積・収穫量・生産性ランキング | うまいもん事典 (msy272.com)
秋と冬の栽培・生産が多い
栽培面積・収穫量ともに冬が約40%と最も多く、次いで秋となっています。
栽培面積ランキング
全国の栽培(作付面積)は1万6900ヘクタール。
1位は北海道で、4540ヘクタール。
2位は千葉県で、2900ヘクタール。
3位は青森県で、1260ヘクタール。
4位は徳島県で、937ヘクタール。
5位は茨城県で、878ヘクタール。
- 一覧は以下の通りです。
収穫量ランキング
全国の収穫量は638万8800トン。
1位は北海道で、20万4700トン。栽培面積も1位。
2位は千葉県で、11万2200トン。栽培面積も2位。
3位は徳島県で、1万9900トン。栽培面積は4位。
4位は青森県で、4万2500トン。栽培面積は3位。
5位は長崎県で、3万3000トン。栽培面積は6位。
- 一覧は以下の通りです。
生産性ランキング
全国の10アール当たり収量は3780キロ。
全国大手7卸における、過去5年のニンジンの1キロ価格は90~150円※でした。
1位は愛知県で、5530キロ。10アール当たりの売り上げは49万7700円~82万9500円。栽培面積は11位、収穫量は8位です。
2位は徳島県で、5330キロ。売り上げは47万970円~79万9500円。栽培面積は4位、収穫量は3位。
3位は北海道で、4510キロ。売り上げは40万5900円~67万6500円。栽培面積、収穫量はともに1位。
4位は長崎県で、4040キロ。売り上げは36万3600円~60万6000円。栽培面積は6位、収穫量は5位。
5位は千葉県と和歌山県で、3870キロ。売り上げは34万8300円~58万500円。千葉は栽培面積、収穫量ともに2位。和歌山は25位、22位でした。
- 一覧は以下の通りです。
※1キロ当たりの価格は、日本農業新聞が公表する「Netアグリ市況」の品目「ニンジン」から概算。対象市場は全国大手7卸です。品種ごとや他の卸売業者の価格などは参考にしていません。
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