梨の生産面積・生産量1位は千葉県。生産性1位は新潟県。
梨は多湿な日本に適した果実で、国内のみならず海外でも人気を博しています。そんな果実ですが、89%が水分と言われています。主力品種「幸水」はお盆の時期に出荷最盛期を迎え、熱中症対策にもピッタリです。
そんな梨の生産面積、収穫量、生産性を農水省の作物統計を基にランキング形式でまとめました。市場価格から10アール当たりの売り上げも掲載しています。
梨の生産面積の推移はこちら。
栽培面積ランキング
全国の生産面積は1万100ヘクタール。21年は1万300ヘクタールで2%減少。30都府県以上で栽培されています。
1位は千葉県で、全体の12%を占める1260ヘクタールで栽培しています。
2位は茨城県で、9%の864ヘクタールで生産しています。
3位は福島県で、8%の788ヘクタール。
4位は栃木県で、7%の718ヘクタール。
5位は長野県で、6%の614ヘクタール。
- 一覧は以下の通りです
収穫量ランキング
全国の収穫量は19万6500トン。
1位は千葉県で、全体の10%を占める1万9200トン。面積も1位。
2位は茨城県で、9%の1万7800トン。面積も2位。
3位は栃木県で、9%の1万7000トン。面積は4位。
4位は福島県で、8%の1万5200トン。面積は3位。
5位は長野県で。6%の1万3000トン。面積も5位。
- 一覧は以下の通りです
生産性ランキング
全国の10アール当たり収量は1950キロ。
全国大手7卸における梨の1キロ価格は、400~500円※でした。
1位は新潟県で、10アール当たり収量は2510キロ。売り上げは100万4000~125万5000円。面積は8位、収穫量は7位でした。
2位は佐賀県で、2440キロ。売り上げは97万6000~122万円。面積は16位、収穫量は14位。
3位は徳島県で、2430キロ。売り上げは97万2000~121万5000円。面積は14位、収穫量。
4位は大分県で、2410キロ。売り上げは96万4000~120万5000円。面積は10位、収穫量は8位。
5位は栃木県で、2370キロ。売り上げは94万8000~118万5000円。面積は4位、収穫量は3位。
- 一覧は以下の通りです
※1キロ当たりの価格は、日本農業新聞が公表する「Netアグリ市況」の品目「なし」から概算。対象市場は全国大手7卸です。品種ごとや他の卸売業者の価格などは参考にしていません。
コメント