キウイフルーツの品種は15種類です。雄と雌に分かれます。
2019年時点で最も栽培されている品種は「ヘイワード」です。
次いで、「ホート16A(ゼスプリゴールド)」「香緑」となっています。
農水省が公表する「特産果樹生産動態等調査」を基にキウイフルーツの品種についてランキング形式でまとめていきたいと思います。
・キウイフルーツの県別ランキングはこちら
キウイフルーツの栽培面積・生産量・生産性ランキング | うまいもん事典 (msy272.com)
総合ランキング
品種数は15です。
1位は「ヘイワード」で、全体の86%を占める1041ヘクタール。キウイフルーツのほとんどがこの品種です。県別でみると、愛媛県(331ヘクタール)、福岡県(204)、和歌山県(167)の順で栽培されています。
2位は「ホート16A(ゼスプリゴールド)」で、4%の44ヘクタール。77%が愛媛県(34)です。佐賀県(9)、大分県(2)でも栽培されています。
3位は「香緑」で、2%の29ヘクタール。香川県で栽培されています。果実専門店で見かけたキウイはこの品種でした。
- 一覧は以下の通りです。
雌
15品種のうち13品種が雌。総合とほとんど順位は変わりません。
1位は「ヘイワード」で、県別でみると、愛媛県(331ヘクタール)、福岡県(204ヘクタール)、和歌山県(167ヘクタール)の順で栽培されています。
2位は「ホート16A(ゼスプリゴールド)」で、4%の44ヘクタール。約8割が愛媛県(34ヘクタール)です。佐賀県(9ヘクタール)、大分県(2ヘクタール)でも栽培されています。
3位は「香緑」で、2%の29ヘクタール。香川県で栽培されています。
4位は「甘うぃ」で、2%の19ヘクタール。福岡県のオリジナル品種で、同県のみで栽培されています。
5位は「サンゴールド」で、2%の18ヘクタール。約9割が愛媛県(15ヘクタール)。その他、佐賀(2ヘクタール)、大分(1ヘクタール)でも栽培しています。
6位は「レインボーレッド」で、1%の17ヘクタール。福岡県(6ヘクタール)、静岡県(5ヘクタール)、山梨県(3ヘクタール)、神奈川県(2ヘクタール)で栽培されています。
7位は「さぬきゴールド」で、1%の13ヘクタール。香川県で栽培しています。
香川県のみで栽培している品種が多いですね。
- 一覧は以下の通りです。
雄
雄は2品種です。
1位が「トムリ」で、93%の12ヘクタール。和歌山県(7ヘクタール)、千葉県(2ヘクタール)などで栽培されています。
2位は「マツア」で、7%の1ヘクタール。福岡で栽培されています。
食べる品種は雌ですが、家庭菜園などで栽培する場合は受粉しなくてはいけないため、雄と雌両方が必要です。見たことないからと軽視(?)しないように。栽培農家は自家採取や輸入花粉を購入しています。
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