作付面積1位は愛知県、収穫量と生産性1位は群馬県でした。
冷涼な気候を好む作物で、北海道や東北地方で栽培が発達。その後、品種改良によって耐暑性が高まり全国に栽培が広がりました。
農山漁村文化協会の野菜栽培の基礎によると、作型は3つ。6月から10月頃まで収穫する「春まき栽培」、10月から3月まで収穫する「夏まき栽培」、2月から3月と5月から7月に収穫できる「秋まき栽培」です。
農水省の統計は、
・春
・夏秋
・冬
の3つに分かれてます。
冬が最も多い


冬が4割以上です。春は水分が多く柔らかいのが特徴で、冬はパリッと肉厚な感じです。
作付面積ランキング


全国の作付面積は、3万4300ヘクタール
1位は愛知県で、全体の16%を占める5444ヘクタール
2位は群馬県で、13%の4340ヘクタール
3位は千葉県で、8%の2730ヘクタール
4位は茨城県で、7%の2370ヘクタール
5位は鹿児島県で、5%の1860ヘクタール
- 一覧は次の通りです。

収穫量ランキング


全国の収穫量は148万5000トン
1位は群馬県で、20%を占める29万2000トン。作付面積は2位。
2位は愛知県で、15%の26万7200トン。作付面積は1位。
3位は千葉県で、8%の11万9900トン。作付面積も3位。
4位は茨城県で、7%の10万9400トン。作付面積も4位。
5位は長野県で、5%の7万2500トン。作付面積は6位。
- 一覧は以下の通りです。

生産性ランキング

全国の10アール当たり収量は、4330キロ。
全国大手7卸における、1~12月の過去5年の1キロ価格は70~100円※でした。
1位は群馬県で、6730キロ。10アール当たりの売り上げは47万1100円~67万3000円。作付面積は2位、収穫量は1位。
2位は北海道で、4990キロ。売り上げは34万3700円~49万9000円。作付面積は9位、収穫量は8位。
3位は愛知県で、4910キロ。売り上げは34万3700円~49万9000円。作付面積は1位、収穫量は2位。
4位は長野県で、4650キロ。売り上げは32万5500円~46万5000円。作付面積は6位、収穫量は5位。
5位は茨城県で、4620キロ。売り上げは32万3400円~46万2000円。作付面積・収穫量ともに4位。
- 一覧は以下の通りです。

※※1キロ当たりの価格は、日本農業新聞が公表する「Netアグリ市況」の品目「キャベツ」から概算。対象市場は全国大手7卸です。品種ごとや他の卸売業者の価格などは参考にしていません。
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