ジャガイモの栽培面積・収穫量・生産性ランキング

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栽培面積・収穫量・生産性1位は北海道。全体の8割を占める圧倒的大産地です。

冷涼な気温を好む作物のため、夏を避けた春と秋に植え付けをする作型で栽培されます。土壌に栄養が少なくても作れる作物の一つです。

農水省が公表する作物統計を基に、2021年産ジャガイモの栽培面積・収穫量・生産性についてランキング形式で見ていきます。

統計では2つの時期に分かれます。

・春植え

・秋植え

春植えジャガイモがほとんど

春に植えて栽培するのがほとんど。

ジャガイモは冷涼な気候を好む作物で、30度を超える気候になると生育が抑制されます。

西から植え付けが始まり、東へ行くに連れて遅くなっていきます。

栽培面積ランキング

3000ha以下がその他

全国の栽培面積は7万900ヘクタール

1位は北海道で、全体の75%を占める4万7100ヘクタール。

2位は鹿児島県で、7%の4510ヘクタール。

3位は長崎県で、5%の3190ヘクタール。

4位は茨城県で、2%の1640ヘクタール。

5位は千葉県で、2%の1164ヘクタール。

  • 一覧は以下の通りです。

収穫量ランキング

4万9000トン以下がその他

全国の収穫量は217万5000トン

1位は北海道で、全体の82%を占める168万6000トン。収穫量も1位。まさに圧倒的です。

2位は鹿児島県で、5%の9万1000トン。栽培面積も2位。

3位は長崎県で、4%の8万1800トン。栽培面積も3位。

4位は茨城県で、2%の4万9500トン。栽培面積も4位。

5位は千葉県で、1%の2万9800トン。栽培面積も5位。

  • 一覧は以下の通りです

生産性ランキング

全国の10アール当たり収量は3070キロ

全国大手7卸における、ジャガイモの1キロ価格は110~180円※でした。

1位は北海道で、3380キロ。10アール当たりの売り上げは、39万3800円~64万4400円です。栽培面積・収穫量・生産性すべてで1位。3冠達成👑

2位は茨城県で、3020キロ。売り上げ33万2200円~54万3600円。栽培面積・収穫量は4位でした。

3位は静岡県で、2830キロ。売り上げは31万1300円~50万9400円。栽培面積は11位、収穫量は9位でした。

4位は千葉県で、2610キロ。売り上げは28万7100円~46万9800円。栽培面積・収穫量は5位でした。

5位は長崎県と宮崎県で、2560キロ。売り上げは28万1600円~46万800円。長崎の栽培面積・収穫量は3位で、宮崎県は13位、11位でした。

  • 一覧は以下の通りです

※1キロ当たりの価格は、日本農業新聞が公表する「Netアグリ市況」の品目「ジャガイモ」から概算。対象市場は全国大手7卸です。品種ごとや他の卸売業者の価格などは参考にしていません。

この記事を書いた人

農業界に一石を投じようと、脱サラした20代。
「産地統一」という無謀すぎる目標を掲げて産地に乗り込む。
地域おこし協力隊という制度の元、研修中。2025年10月からの独立に向けて栽培技術・経営を学ぶ。
理解=説明可能
アウトプットの場としてブログを書いています。

※イニシャルDに登場する「PROJECT.D」のオマージュです。

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