地域おこし協力隊から梨農家として独立へ

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4月1日付で茨城県下妻市の地域おこし協力隊として活動を始めました

活動内容は「梨の農家として独立するための技術を習得すること」です。

優秀な農家に受け入れてもらい、栽培技術を学びます。

条件は、週4日8時時間勤務で23万3000円。そして家賃補助、燃料・交通費、通信費や作業着など農作業に必要な道具代などが出ます。期間は1~3年。

副業はOKなので、受け入れ農家で週の残りをバイトとして働けばそれなりの月額。それなりに好待遇で、独立を目指す上でとても助かります。

詳しい条件はこちら。市役所のHPにもあります。

私がなぜ地域おこし協力隊、ひいては農業で起業を志すようになったか。

農業は儲からない

そんなイメージが強いと思いますが、「そんなことはない」と感じたからです。

日本農業新聞で記者をしていました。入社2年目の2月から四国担当として、愛媛・高知・香川・徳島を回りました。そこで感じたのは「よく働いてよく考えている農家は稼げているし、そうでない農家が苦しんでいる」という現状です。他産業と同じで、農業だからということはないように感じました。

そんなことなどから「農業をやってみたい」と志すようになりました

就農先としてさまざまな地域を見て回りました。やはり一番ネックになったのは生活費です。農業で金を取る前に食べられなくなってしまいます。当然、志してからはしっかり貯金を始めましたが、そんなのでは足りません。(農業は初期投資がかかる上、最初はうまく栽培できず稼げないため)

そんなことに頭を悩ませながら、生産者で組織する下妻市果樹組合連合会を訪問しました。生産者、市役所、JAの方々に産地の現状などを教えていただきました。産地として迎えてくれた感じがして暖かかったです。

梨農家として独立したいという私の気持ちと、産地維持するために「新しい担い手が必要」という産地の意見が合致。その結果、地域おこし協力隊として活動できることになりました。前述の通り待遇は良いため、懸念が払拭されました。ありがたい限りです。

twitterやブログを活用し、協力隊の活度内容や農業について発信していきます。何か参考になれば幸いです。よろしくお願いいたします。

この記事を書いた人

農業の統計、新規就農を目指す中で学んだことを紹介|「なるほど」「ためになる」「食べたいな」と思ってもらえるように記事を書いていきます|大阪出身、東京育ち|同志社大学→日本農業新聞 記者4年→2023年4月より茨城県下妻市地域おこし協力隊(イマココ)→梨農家へ|脱サラし0(ゼロ)から独立を目指す26歳|メディア掲載・産経新聞

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