天然のアスリート食!鹿肉

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そろそろプロテインも鶏ムネ肉も飽きてきたな〜というジム帰りのそこのあなた!

運動のお供にぴったりなのが、アスリート食としても注目される鹿肉。

高タンパク、低脂肪というまさに理想的なお肉なのです。

最近は手軽に食事に取り入れやすいジャーキーやレトルト食品なども続々と発売されています。

おいしく食べて健康、しかも社会貢献にもつながる一石三鳥な鹿肉。

ぜひお試しあれ!

鹿肉っておいしいの?

鹿肉のイメージで多いのが

・かたい

・臭い

・安全かどうか分からない

ではないでしょうか。

ただ、これらのイメージはきちんと処理された鹿肉を選ぶことでぜーんぶ払拭できます。

昔は猟師さんが山で捕獲した鹿を川などに浸けて血抜きして自宅で解体して、、というやり方が多かったようで、仕留めてから血抜き、処理までの時間が経つほど鹿肉の鮮度は落ちてしまっていました。

そして食味に大きく関わるのが血抜きの精度。ここが甘いと臭みにつながってしまいます。

現在は、ジビエ用に整備された解体処理の施設が全国各地に整備され、鹿肉を「食肉」として扱うプロたちが、捕獲された鹿を素早く処理することで、とってもおいしいお肉を食卓に届けてくれています。

衛生管理を徹底している施設に国がお墨付きを与える「国産ジビエ認証制度」というものがあり、全国で27カ所(2022年1月末現在)が認証施設となっています。

この認証施設で処理された鹿肉であれば、安心しておいしく食べられますので参考にしてみてくださいね。

最近、鳥取県内の認証施設で処理された鹿肉を購入して食べたのですが、やわらかくてジューシーで、なおかつあっさりとして食べやすく、これは万人受けするお肉だ!!と改めて実感しました。

鹿肉は焼きすぎると固くなってしまうので、あまり焼きすぎないのがポイント。

煮込み料理にするときは、軽く表面を焼いてから煮込むとおいしく調理できますよ〜

どうしてアスリートにぴったりなの?

ずばり、運動に欠かせない栄養素がたっぷり含まれている、かつ、低カロリー低脂肪という特徴をもっているからなのです。

日本ジビエ振興協会によると、タンパク質は牛肉の1.4倍、鉄分は豚肉の6倍以上、カロリーは牛肉の半分以下!脂質は牛肉や豚肉の5分の1以下!

めちゃくちゃありがたいお肉ですね笑

体育系の大学では、寮での食事に取り入れるところもあるらしいですよ。

体づくりをしたい方やダイエット中の方だけでなく、赤身のお肉が好き!という方にもオススメです。

SDGsにもつながる?

おいしい鹿肉が食卓に届けられる背景には、農村部での深刻な獣害という実態があります。

大切に育てた野菜や果樹などを鹿、イノシシたちに荒らされてしまう農家さんのやるせなさは計り知れません。

そんな獣害から地域を守ろうと活躍してくれているのが猟師さんや、ジビエの処理施設の皆さんです。

ただ、今は飲食店向けの販売が落ち込んでしまっており、多くの施設が在庫を抱えてしまっています。

私たちがおいしく鹿肉をいただくことでジビエの消費量が増えれば、処理施設や猟師の皆さんが鹿を捕獲するモチベーションにつながり、ひいては農村の獣害軽減にも結びつくのです。

都会からできる地域貢献として、食卓にジビエを取り入れるのもいいかもしれません。

どこで買えるの?

先ほどご紹介した認証施設の多くでは、オンラインサイトで鹿肉や、ジビエを使った加工品を販売しています。

ソーセージやジャーキーといったおなじみのものから、テリーヌのような本格的なものまで幅広い商品を扱っているところもあるので、ぜひお好みのものを見つけてみてください。

産直サイトなどでも扱っているところが増えていますが、認証施設で安全に処理されたものかどうか確認してから選ぶことをおすすめします。

牛肉、豚肉、鶏肉、そして鹿肉!お肉の新しい選択肢として、ぜひ食卓に取り入れてみてくださいね。

この記事を書いた人

農業界に一石を投じようと、脱サラした20代。
「産地統一」という無謀すぎる目標を掲げて産地に乗り込む。
地域おこし協力隊という制度の元、研修中。2025年10月からの独立に向けて栽培技術・経営を学ぶ。
理解=説明可能
アウトプットの場としてブログを書いています。

※イニシャルDに登場する「PROJECT.D」のオマージュです。

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