愛媛のイチゴ「あまおとめ」

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愛媛県といえばみかん🍊

ですが、実はイチゴの生産も盛んなのです。

愛媛県オリジナル品種の「あまおとめ」はイチゴの独特の甘さとスッと抜ける酸味が魅力!!

早生品種で11月から販売が始まります!

イチゴを冬まで待てないあなた!!

「あまおとめ」いかがですか?🍓

あまおとめとは?

「あまおとめ」は、「とちおとめ」と「さがほのか」を交配した品種です。

平成21年2月に品種登録されました。

特徴は

  • 収穫開始時期が早い(11 月下旬から)
  • 香り豊かで、年間平均糖度が高い(味が安定するのは栽培しやすいです)
  • 果形が整い、20g 以上の大玉果が多い
  • 多収性である(たくさん取れる)
  • 春先以降の品質評価が高い(気温が上がると品質が落ちます)

栃木、福岡、静岡などの大産地に比べ面積は少ないです。そんな中、「紅ほっぺ」「さがほのか」「さちのか」など6品種が混在しているため、品種毎の販売量が少ないことが課題でした。(量が少ないとスーパーなどに売りにくいです)

さらに「さちのか」など収穫開始の遅い品種では年内出荷量が少なく、競合産地もあり販売面での苦戦が続いていました。

そこで、促成栽培用の早生大果で食味に優れた本県オリジナル品種を開発し、品種の集約することが狙いで開発されました。

県のオリジナル品種のため、栽培は愛媛県内だけに限っていました。しかし、認知度を上げて消費を活性化させたいとの思いから2015年より、全国で栽培が可能になりました。

県のオリジナル品種には「紅い雫」もあります。

どのくらい作られてるの?

県内ではイチゴ栽培面積の約3割がこの「あまおとめ」です。(1位は「紅ほっぺ」です)

2020年産、愛媛県のイチゴの栽培面積と収穫量はこんな感じです。

作付面積10a当たり
収   量
収穫量出荷量
76ha3,250㎏2,470t2,250t
農林水産省の作物統計調査より

ちなみに、全国すべてのイチゴの作付面積は5020ヘクタール。収穫量は15万9200トンです。

味は?

まず、イチゴのいい香りが漂います。他のイチゴより臭いは強めです。

大玉で、形はすごくきれいです。

断面はこんな感じです。

甘味と控えめな酸味がマッチしたおいしいイチゴでした。

肉質も固すぎず、やわらかすぎずちょうどよいです。

この記事を書いた人

農業の統計、新規就農を目指す中で学んだことを紹介|「なるほど」「ためになる」「食べたいな」と思ってもらえるように記事を書いていきます|大阪出身、東京育ち|同志社大学→日本農業新聞 記者4年→2023年4月より茨城県下妻市地域おこし協力隊(イマココ)→梨農家へ|脱サラし0(ゼロ)から独立を目指す26歳|メディア掲載・産経新聞

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