2021年産 白菜の栽培面積・生産量・生産性ランキング

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栽培面積と収穫量1位は茨城県全国の3割弱を占めます生産性1位は長野県でした。

冷涼な気候を好む作物です。旬は冬ですが、年中流通しています。農山漁村文化協会の野菜栽培の基礎によると、作柄は3つ。1月から2月に種をまき、トンネルや温暖な気候を利用して4~7月まで収穫する「春まき栽培」、冷涼な気候を生かし、5月から7月に種をまいて8月から11月まで収穫する「夏まき栽培」、8月から9月に種をまき、11月から3月まで収穫する「秋まき栽培」となっています。

農水省が公表する作物統計を基に、2021年産白菜の栽培面積・収穫量・生産性についてランキング形式で見ていきます。

統計では以下に分けられています。

・春

・夏

・秋冬

冬が旬

面積、収穫量ともに秋冬が7割を占めます。

栽培面積ランキング

500ha以下をその他

全国の作付面積は1万6500ヘクタールです。

1位は茨城県で、全体の21%を占める3380ヘクタール。

2位は長野県で、17%の2850ヘクタール。

3位は北海道で、4%の617ヘクタール。

4位は福島県で、3%の516ヘクタール。

5位は埼玉県で、3%の486ヘクタール。

  • 一覧は以下の通りです

収穫量ランキング

2万トン以下がその他

全国の収穫量は89万9900トン

1位は茨城県で、全体の28%を占める25万300トン。栽培面積も1位👑

2位は長野県で、25%の22万8000トン。栽培面積も2位。

上位2県で半数以上の白菜を収穫しています。

3位は群馬県で、3%の2万9500トン。栽培面積は6位。

4位は埼玉県で、3%の2万4600トン。栽培面積は5位。

5位は鹿児島県で、3%の2万3900トン。栽培面積は10位。

  • 一覧は以下の通りです

生産性ランキング

全国の10アール当たり収量は5450キロ

大手7卸における、1~12月の過去5年の1キロ価格は50円~95円※でした。

1位は長野県で、8000キロ。10アール当たりの売り上げは40万円~72万円。栽培面積・収穫量は2位です。

2位は茨城県で、7410キロ。売り上げは37万500円~66万6900円。栽培面積・収穫量は1位。

3位は群馬県で、6360キロ。売り上げは31万8000円~57万2400円。栽培面積は6位、収穫量は3位。

4位は和歌山県で、6300キロ。売り上げは31万5000円から56万7000円。栽培面積は27位、収穫量は17位。

5位は鹿児島県で、5960キロ。売り上げは29万8000円~53万6400円。栽培面積は10位、収穫量は5位。

  • 一覧は以下の通りです

※1キロ当たりの価格は、日本農業新聞が公表する「Netアグリ市況」の品目「ハクサイ」から概算。対象市場は全国大手7卸です。品種ごとや他の卸売業者の価格などは参考にしていません。

この記事を書いた人

農業界に一石を投じようと、脱サラした20代。
「産地統一」という無謀すぎる目標を掲げて産地に乗り込む。
地域おこし協力隊という制度の元、研修中。2025年10月からの独立に向けて栽培技術・経営を学ぶ。
理解=説明可能
アウトプットの場としてブログを書いています。

※イニシャルDに登場する「PROJECT.D」のオマージュです。

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