2021年産サトイモの栽培面積1位は千葉県、収穫量・生産性1位は埼玉県です。
10月から12月に旬を迎えるサトイモ。イモ類の中で特にカロリーが低いです。また、カリウムが多く、余分なナトリウムの排出を促すため、高血圧の改善に役立つとされています。
農水省が公表する作物統計を基に2021年産サトイモの栽培面積・収穫量・生産性についてランキング形式で見ていきます。
統計では2つの時期に分かれます。
・秋冬(6~3月)
・その他(4~5月)
栽培面積ランキング


全国の栽培面積は1万400ヘクタール。
1位は千葉県で、全体の9%を占める986ヘクタール。
2位は宮崎県で、9%884ヘクタール。
3位は埼玉県で、7%759ヘクタール。
4位は新潟県で、5%558ヘクタール。
5位は栃木県で、5%の495ヘクタール。
全国各地で栽培されています。
- 一覧は以下の通りです。

収穫量ランキング


全国の収穫量は、14万2700トン。
1位は埼玉県で、全体の15%を占める1万8700トン。栽培面積では3位。
2位は千葉県で、12%の1万4800トン。栽培面積では1位。
3位は宮崎県で、1万3700トン。栽培面積では2位。
4位は愛媛県で、9590トン。栽培面積では8位。
5位は栃木県で、8120トン。栽培面積も5位。
- 一覧は以下の通りです。

生産性ランキング

全国の10アール当たり収量は、1370キロ。
大手7卸における、過去5年の1キロ平均価格は260円~320円※でした。
1位は埼玉県で、2460キロ。10アール当たりの売り上げは63万9600円~78万7200円。栽培面積は3位、収穫量は1位です。
2位は愛媛県で、2240キロ。売り上げは58万2400円~71万6800円。栽培面積は8位、収穫量は4位です。
3位は大阪府で、1730キロ。売り上げは44万9800円~55万3600円。栽培面積は25位、収穫量は24位です。
4位は栃木県で、1640キロ。売り上げは42万6400円~52万4800円。栽培面積、収穫量ともに5位です。
5位は愛知県で、1590キロ。売り上げは41万3400円~50万8800円。栽培面積は11位、収穫量は10位です。
- 一覧は以下の通りです。

※1キロ当たりの価格は、日本農業新聞が公表する「Netアグリ市況」の品目「サトイモ」から概算。対象市場は全国大手7卸です。品種ごとや他の卸売業者の価格などは参考にしていません。
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