せりといえば春の七草のイメージがありますが、冬の鍋にぴったりなのをご存じですか?
今回は、シャキシャキ食感がたまらない野菜「せり」を紹介していきます。
せりの特徴は?

せりは数ある野菜の中でも珍しい、日本原産の野菜です。
シャキシャキとした食感が特徴で、独特の香味成分には解毒、解熱の作用があるとされています。
香り成分には、胃を丈夫にする働きも含まれているそうですよ。
年末年始の暴飲暴食で弱りがちな胃を助けてくれるなんて、まさに七草粥にぴったりの野菜ですね。
産地はどこ?
せりといえば、仙台のご当地グルメで有名な「セリ鍋」や、秋田のきりたんぽ鍋など、東北地方でよく食べられているイメージがあります。
生産量も宮城が全国トップですが、意外にも2位は茨城県。
JAグループの「旬カレンダー」によると、11月〜5月の出荷量ランキングは茨城県が一位でした。
どうやって食べるの?
せりの食べ方の特徴といえば、なんといっても根っこ!
セリ鍋のメインは根っこといわれるほど、根の部分の香りが強く、食感も歯応えがあってとてもおいしいのです。
他にも、てんぷらにしたり、三つ葉のように親子丼に載せたりなど、料理のアクセントにも使えます。
保存する際には、湿らせたキッチンペーパーで根元を包み、ビニール袋に入れて野菜室に「立てて」入れておくといいそうです。
これからが旬のせり。皆さんもさわやかな香りとシャキシャキ食感を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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