農水省が公表した最新の作況調査(果樹)※を基にランキングを作成しました。
今回紹介するのは、生産量・栽培面積・生産性です。
生産量1位は山梨県、2位は福島県です。
それでは詳しく見ていきましょう。
生産量ランキング
全体の収穫量は10万7300トンです。前年比で8%増加しました。
1位は山梨県の3万4600トンで、約36%を占めます。早生品種「日川白鳳(ひかわはくほう)」や「浅間白桃」「川中島白桃」が有名です。
2位は福島県で2万4300トン、25%です。「あかつき」をよく食べます。
3位が長野県で1万600トン、11%。
4位が山形県で8120トン、9%。県内では「川中島白桃」が最も作られています。
5位が和歌山県で7310トン、7%。あらかわの桃が人気ですね。
以下は次の通りです。
栽培面積ランキング
全体の結果樹面積は、9300ヘクタールで前年比100%です。
1位は山梨県で、3090ヘクタール。全体の約38%です。
2位は福島県で1540ヘクタール、19%
3位は長野県で942ヘクタール、11%
4位は和歌山県で703ヘクタール、8%
5位は山形県、岡山県でそれぞれ630ヘクタール、8%
以下は次の通りです。
生産性ランキング
全体の10アール当たり収量は1150キロです。
収穫量や栽培面積とは大きく順位が変動します。
1位は福島県で1580キロです。
農水省「果樹生産出荷統計」によると、2020、21年7〜8月の卸売価格は1キロ700から800円。
福島県の10アール当たりの売上は、1580×700〜800=110万〜126万円。
2位は山形県で1410キロ。売上は98万〜112万円です。
3位は長野県と青森県で1130キロ。
5位は山梨県で1120キロ。
6位は和歌山県で1040キロ。
以下は次の通りです。
※作況調査
本年産は、令和2年(全国調査年)の栽培面積のおおむね80%を占めるまでの上位都道府県及び果樹共済事業を実施する
都道府県(主産県)を対象に調査を実施しており、全国値については主産県の調査結果を基に推計した(以下同じ。)。
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