2021年 米の生産量ランキング

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米の生産量(収穫量)第1位は・・・・・・・・・新潟県です。

次いで北海道秋田県でした。面積の広い北海道はさすがですね。その後には東北勢が続き、関東近郊県も上位の収穫量を誇っています。

それでは、その他の県や米の情勢についてみていきましょう。

収穫量ランキング

21年の収穫量を一覧にしました。

47都道府県で栽培

全国の収穫量は700万7000トンです。

新潟県は53万8500トンの生産量を誇ります。さすが認知度の高い米産地。魚沼産「コシヒカリ」は、近年の米価下落の中でも高値を維持しています。「新之助」という新しい品種もあります。

北海道 が52万7700トンと肉薄しています。道産ブランド米「ゆめぴりか」「ななつぼし」「ふっくりんこ」などをテレビCMなどでよく見かけますが、積極的に販売する理由がわかります。

マツコ・デラックスさんを起用した「ゆめぴりか」のCMはとても印象的です。今年で7年連続だそうです。

秋田県が 42万2000トン、山形県が34万3700トン、宮城県が33万3700トンでした。

個人的に山形県のブランド米「つや姫」が好きなので、勝手に山形県はかなり上位と思っていましたが少し離された4番手で意外でした。

生産量は下位ですが高知、徳島、宮崎、鹿児島は8月に刈り取る「早場米」を作っています。生産量が多くない産地として、早く出荷することで他の大産地と競合せず比較的高く販売しようという戦略です。近年は米の消費の減退で厳しい状況ですが・・・。

一足先に新米を楽しみたい方は是非!!!

ちなみに最も早いのは沖縄で、6月に収穫されるものもあります。

6位以下は以下の通りです。

6位茨城333,400
7福島303,600
8栃木277,800
9千葉264,100
10岩手256,400
11青森210,700
12長野183,300
13富山177,400
14兵庫167,400
15福岡161,300
16熊本151,000
17滋賀150,000
18埼玉146,300
19岡山146,200
20三重128,200
21愛知128,000
22佐賀116,300
23福井115,900
24広島113,300
25石川112,800
26岐阜98,900
27大分94,500
28山口88,000
29島根86,000
30鹿児島81,900
31静岡76,900
32京都68,500
33宮崎68,000
34愛媛67,300
35群馬64,000
36鳥取62,600
37香川56,600
38長崎50,800
39高知49,600
40徳島46,400
41奈良43,000
42和歌山30,300
43山梨25,300
44大阪22,600
45神奈川14,400
46沖縄2,020
47東京486
東京にも水田

生産面積ランキング

全国の米作付け面積は、130万3000ヘクタールです。

新潟県が10万1800ヘクタールで収穫量と同様に1位です。北海道は8万8400ヘクタールで2位と変わらず。

3位は秋田県で、7万1400ヘクタール。有名な「あきたこまち」や2022年秋デビューの「サキホコレ」などがあります。

4位は東北勢を追い越し、茨城県の6万1400ヘクタール。さすが農業産出額3位。関東平野で栽培しやすいこと、鬼怒川、利根川など川が多いことが味方しています。茨城県下妻市に米を輸出する百笑市場という企業があります。輸出米は好調のようです。そんな状況も後押ししているのでしょうか。

5位は宮城県の6万1400ヘクタールです。「ひとめぼれ」「だて正夢」などが同県で生まれました。栽培のしにくさから減少傾向ですが「ササニシキ」もあります。

6位以下は以下の通りです。

6位山形54,900
7福島54,700
8栃木50,600
9千葉48,100
10岩手46,200
11青森34,200
12兵庫34,100
13福岡34,100
14富山32,200
15熊本31,200
16長野30,400
17滋賀28,900
18埼玉28,800
19岡山27,900
20三重25,900
21愛知25,800
22佐賀22,800
23福井22,500
24広島21,700
25石川21,400
26岐阜20,700
27大分19,400
28山口17,400
29鹿児島17,100
30島根16,500
31静岡15,200
32宮崎13,900
33京都13,600
34愛媛13,200
35群馬13,000
36鳥取12,400
37香川11,300
38高知11,000
39長崎10,800
40徳島9,980
41奈良8,400
42和歌山6,100
43山梨4,760
44大阪4,620
45神奈川2,920
46沖縄623
47東京120

この記事を書いた人

農業界に一石を投じようと、脱サラした20代。
「産地統一」という無謀すぎる目標を掲げて産地に乗り込む。
地域おこし協力隊という制度の元、研修中。2025年10月からの独立に向けて栽培技術・経営を学ぶ。
理解=説明可能
アウトプットの場としてブログを書いています。

※イニシャルDに登場する「PROJECT.D」のオマージュです。

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