2021年産 栗の栽培面積・生産量・生産性ランキング

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栽培面積1位は、茨城県。2位が熊本県です。

私が「栗」で真っ先に思い浮かべるのは、2年おきにミニストップで発売される和栗のソフトクリーム。上にかかっている濃厚栗ソースが最高です。1年で手に入る国産の栗では需要に対応できないため、隔年で販売している大人気商品です。

産地では焼き栗が温かい状態で売っていたりするので、それもまた最高。まさに秋の味覚という感じがします。

今回は農水省の作物統計調査を基に、栗の生産状況をランキング形式でまとめました。

栽培面積、収穫量、生産性を紹介します。

栽培面積ランキング

栗はいたるところで作られているようです
上位3県で45%を占めます

全国の栽培面積は1万6800ヘクタールです。前年比3%減。

1位は茨城県で、全体の約19%を占める3190ヘクタールで栽培しています。

2位は熊本県で、14%の2300ヘクタール

3位は愛媛県で、12%の2030ヘクタール

4位は宮崎県で、4%の667ヘクタール

5位は山口県で、4%の618ヘクタール

となっています。西日本での生産が盛んなようです。

6位以下の詳細は次の通りです。単位はt(トン)です。

岐阜は栗で有名な県として認識していたので意外です

収穫量ランキング

収穫量は茨城が圧倒的です

全国の収穫量は1万5700トンです。前年比で7%減。

1位は茨城県で、全体の約24%を占める3800トンを収穫しています。

2位は熊本県で、14%の2210トン

3位は愛媛県で、8%の1300トン

4位は岐阜県で、4%の685トン

5位は埼玉県で、4%の581トン

となっています。

6位以下の詳細は以下の通りです。単位はt(トン)です。

生産性ランキング

全国の10アール当たり収量は93キロです。

生産性にすると大きく順位が変わります。栗の1キロ価格は700~800円(農林水産統計部の「青果物卸売市場調査(日別調査)」を参考)でした。

1位は長野県で、192キロ。売上は13万4400円~15万3600円。面積では17位、収穫量では8位です。

2位は岐阜県で、162キロ。11万3400円~12万9600円。栽培面積は9位、収穫量は4位です。

3位は茨城県で、119キロ。8万3300円~9万5200円。面積、量ともに1位です。

4位は静岡県で、109キロ。7万6300円~8万7200円。栽培面積は18位、収穫量は17位です。

5位は広島県で、108キロ。7万5600円~8万6400円。栽培面積は16位、収穫量は15位です。

6位以下の詳細は以下の通りです。

※売上は市場価格のため、生産者へ支払われる金額ではありません。また、各県で作られている品種ごとの人気などは考慮していません。参考程度にご覧ください。

この記事を書いた人

農業界に一石を投じようと、脱サラした20代。
「産地統一」という無謀すぎる目標を掲げて産地に乗り込む。
地域おこし協力隊という制度の元、研修中。2025年10月からの独立に向けて栽培技術・経営を学ぶ。
理解=説明可能
アウトプットの場としてブログを書いています。

※イニシャルDに登場する「PROJECT.D」のオマージュです。

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PROJECT.S~梨産地の統一を目指す若者~

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