2022年産 サクランボの栽培面積・生産量・生産性ランキング

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サクランボの栽培面積・生産量・生産性1位は、山形県。サクランボ王国👑

サクランボ(別名:おうとう)は、比較的冷涼で晩霜が少なく、果実が成熟する6~7月に雨の少ない地域での栽培が適している果実です。早い品種では5月下旬から始まり、7、8月頃まで収穫が続きます。収穫が一時期に集中してしまうため、各県が新品種を投入し、作業分散と高単価販売を狙ってしのぎを削っています。

農水省が公表する作物統計を参考に、2022年産サクランボ(おうとう)の栽培面積・生産量・生産性をランキング形式で見ていきたいと思います。市場単価をもとに売り上げも掲載しています。

栽培面積ランキング

全国の栽培面積は、4230ヘクタール

1位は山形県で、66%を占める2790ヘクタール。

2位は北海道で、11%の480ヘクタール。

3位は山梨県で、7%の297ヘクタール。

4位は秋田県で、2%の91ヘクタール。

  • 一覧は以下の通りです。

収穫量ランキング

全国の収穫量は1万6100トン

1位は山形県で、77%を占める1万2400トン。面積も1位。

2位は北海道で、10%の1530トン。面積も2位。

3位は山梨県で、3%の535トン。面積も3位。

4位は秋田県で、1%の193トン。面積も4位。

  • 一覧は以下の通りです。

生産性ランキング

全国の10アール当たり収量は381キロ

東京・大阪の卸売市場における、6月から7月の1キロ価格は1700~2800円※でした。どちらの市場でも4月から少量の取引が始まり、6月下旬に最盛期を迎えます。数字上は、8月に入ると取引はなくなっています。

1位は山形県で、444キロ。10アール当たりの売り上げは、75万4800円~124万3200円。面積、収穫量すべてで1位。名実ともにサクランボ王国。

2位は北海道で、318キロ。売り上げは54万600円~89万400円。面積、収穫量も2位。

3位は秋田県で、212キロ。売り上げは36万400円~59万3600円。面積、収穫量は4位。

4位は山梨県で180キロ。売り上げは30万6000円~50万4000円。面積、収穫量は3位。

  • 一覧は以下の通りです。

※農水省が公表する「青果物卸売市場調査(旬別卸売数量・価格動向」(東京都、大阪府・おうとう)を元に概算。出荷時期や品種による価格差、地域の卸売市場の価格などは参考にしていません。

この記事を書いた人

農業界に一石を投じようと、脱サラした20代。
「産地統一」という無謀すぎる目標を掲げて産地に乗り込む。
地域おこし協力隊という制度の元、研修中。2025年10月からの独立に向けて栽培技術・経営を学ぶ。
理解=説明可能
アウトプットの場としてブログを書いています。

※イニシャルDに登場する「PROJECT.D」のオマージュです。

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