best of かんきつ「甘平」

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出会った柑橘の中で一番おいしかったです。

プチプチした食感に、たっぷりの果汁。

思い出しただけでよだれがたれそうです。

酸味はかなり少なく、さっぱりとしたそして濃い甘みが口に広がります。

「一度も食べていないなんて人生を損している」

そう言い切れるほど、あなたにオススメしたいかんきつです。

甘平って?

スーパーにずらりと並ぶ「甘平」

愛媛県が開発した2007年に登録された新しい品種です。

愛媛県の新たな顔として紅まどんなと並んで期待されています。

木になるゼリー愛媛県産「紅まどんな」 | うまいもん事典 (msy272.com)

甘平も紅まどんな同様に「愛媛県内のみ」栽培が許可されています。

見た前は、平べったい感じです。

甘くて平らだから「甘平」っていうらしいですね笑

旬は?

1月下旬頃から、2月頃まで販売があります。
食べ頃は2月上旬~2月下旬です。

直売所には3月以降も並んでいたりしますが、当たりハズレの差が大きい印象です。

パサパサ感があるのと、味がまるっきり違いました(涙)

味は?

素晴らしいの一言です。

名前の通り、甘さが強いです。

甘ったるい甘さではなく柑橘のさっぱり感も残っており、素晴らしいです。

実についてる白い皮(じょうのう)も薄く、手で簡単に剥けるため食べやすい点も良いです。

価格は?

文字ではすべてを伝えにくいですが、とてつもなくおいしいです。

おいしいのはわかった。じゃあ価格はどうなんだ。

そう、高級品種なため、少しお高めです。一個200円ほどします。

流通量が少なく、希少性が高いため価格が高いです。

そのうえ栽培にも手間がかかります。

甘平は外皮が薄く、中のじょうのうも薄いため丁寧に扱わないと商品として販売できません。とてもデリケートな柑橘です。

甘平は丁寧に袋かけして栽培されることもあるくらいです。

こうやって1玉ずつ袋を掛けると云う事は、収穫時には1玉ずつ袋を取り除く作業が必要になります。

木になっている果実に一つずつかける大変さは想像できませんね。

収穫時、甘平の樹の枝にはたくさん棘が生えていて、収穫も大変です。

果実が弱いから、それを守ろうとする生物の本能なんでしょうかね。

どこで買える?

八百屋や果実専門店、大型スーパーなどで手に入れることができます。

あとは、ネットの販売で買いましょう。

愛媛県に住む友人や家族などがいればお願いして送ってもらってもいいですね!!

ご賞味あれ!!!!!

この記事を書いた人

農業界に一石を投じようと、脱サラした20代。
「産地統一」という無謀すぎる目標を掲げて産地に乗り込む。
地域おこし協力隊という制度の元、研修中。2025年10月からの独立に向けて栽培技術・経営を学ぶ。
理解=説明可能
アウトプットの場としてブログを書いています。

※イニシャルDに登場する「PROJECT.D」のオマージュです。

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PROJECT.S~梨産地の統一を目指す若者~

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